過失割合で損しないための証拠の集め方|福岡の交通事故相談
「自分は悪くないと思っているのに、保険会社から提示された過失割合に納得がいかない…」 「ちゃんと説明できる自信がなくて、言われるがままにサインしてしまいそう…」 福岡で交通事故に遭われた方から、このようなご相談をとても多くいただきます。
過失割合は、一度決まるとその後の慰謝料・修理代・休業損害など、あらゆる金額に影響します。 だからこそ、事故直後からの「証拠の集め方」がとても大切です。
この記事では、福岡で交通事故に遭われた方・身近な方が事故に巻き込まれた方向けに、 過失割合で損しないための証拠の集め方を、できるだけ専門的かつ分かりやすく解説します。
途中で、福岡の交通事故相談窓口である ジコまどへのご相談方法もご紹介します。 ジコまどは保険会社との示談交渉は行いませんが、適切な証拠の残し方・通院の仕方・専門家へのつなぎ方などをお手伝いし、 結果的に「過失割合や慰謝料で大きく損をしないための準備」ができるようサポートしています。
目次
1. 過失割合とは?福岡の交通事情とあわせて解説

1-1. 過失割合は「どちらがどれくらい悪いか」の目安
過失割合(かしつわりあい)とは、事故の原因について、当事者の責任の度合いを数字で表したものです。 たとえば「相手8:自分2」という場合、保険会社は「事故の原因の8割は相手側、2割は自分側にある」と評価していることになります。
この数字は、修理費・代車費用・慰謝料・休業損害などを計算するうえで非常に重要です。 過失割合が自分に不利になると、それだけ受け取れる金額が減ってしまう可能性があります。
1-2. 福岡県の交通事故の特徴
福岡県警交通企画課の統計でも、福岡県内には事故の多い交差点やエリアが公表されています。 詳しくは福岡県警の交通事故統計ページをご覧いただくと、事故件数の推移や発生状況が確認できます。
- 福岡市・北九州市など都市部の幹線道路での追突事故
- 住宅街の生活道路での出会い頭事故
- 自転車や歩行者が巻き込まれる事故
など、福岡特有の交通事情も背景としてあります。 統計情報はこちらから確認できます: 福岡県警察|交通事故発生状況(統計)
こうしたデータを見ても、日常のちょっとした移動中に事故に巻き込まれるリスクは決して低くありません。 だからこそ、万一のときに備えて「証拠の集め方」を知っておくことが、ご自身や家族を守ることにつながります。
2. なぜ「証拠」が過失割合を左右するのか
2-1. 「言った・言わない」ではなく、残っているものが重視される
過失割合は、事故状況の客観的な資料をもとに判断されます。 具体的には、以下のようなものです。
- 警察の事故証明・実況見分調書
- 現場写真・車両の損傷写真
- ドライブレコーダー映像
- 目撃者の証言
- 病院の診断書・通院記録
どれだけ「自分は悪くない」と口頭で説明しても、客観的な証拠が乏しいと評価が難しくなり、結果として不利な過失割合になってしまうことがあります。
2-2. 「保険会社がすべてやってくれる」と思い込まないこと
多くの方が「保険会社が全部やってくれるから大丈夫」と考えがちですが、 保険会社はあくまでも契約内容に沿って事務手続きや交渉を進める立場であり、 あなたの味方でもあり、100%あなた側だけの立場でもないという、少し複雑な存在です。
そのため、「自分に有利になる証拠」は自分でしっかり集めて主張できる準備をしておくことが大切です。 この準備の部分を、福岡の交通事故相談窓口であるジコまどがサポートしています。
📞 ジコまど相談窓口: https://jikomado.com/
3. 過失割合で損しないために集めたい主な証拠5選
3-1. 事故現場・車両の写真
もっとも基本でありながら、後から取り戻せない大切な証拠です。 撮影しておきたいポイントは以下のとおりです。
- 事故直後の車両の位置関係(交差点・信号・標識との位置もわかるように)
- 車両の損傷部分(全体とアップ両方)
- ブレーキ痕・飛散物など路面の状況
- 信号機・一時停止標識・センターラインの有無
スマートフォンで構いませんので、「多いかな?」と思うくらいしっかり撮っておくことをおすすめします。
3-2. ドライブレコーダー映像
近年、過失割合の判断でドライブレコーダーの映像が決定的な証拠となるケースが増えています。 福岡でも、幹線道路やバイパスでの追突事故・車線変更時の接触事故など、ドラレコがあるかどうかで結論が大きく変わった事例が少なくありません。
事故後は、上書きされる前にすぐデータを保存し、バックアップを取るようにしましょう。
3-3. 警察への通報と事故証明
「相手から『警察は呼ばなくていいですよ』と言われた」「忙しくて、そのまま別れてしまった」 ――このようなご相談もありますが、どんなに軽い事故でも必ず警察を呼ぶことが大切です。
警察を呼ばないと、後から交通事故証明書が発行されず、保険会社への請求に支障が出る可能性があります。 福岡県内でも、軽微な物損だと思っていたら、数日後にむち打ち症状が出て人身事故扱いに…というケースが少なくありません。
3-4. 医療機関の診断書・通院記録
「たいしたことないから」と病院に行かずに我慢してしまうと、後から症状が出ても事故との因果関係が否定されるリスクがあります。
- 事故当日〜遅くとも数日以内に整形外科を受診する
- 症状が続くあいだは、医師の指示に従ってコンスタントに通院する
- 症状が変化したら、その都度医師に伝えてカルテに記録してもらう
これらが、慰謝料や後遺障害の認定にも影響してきます。 福岡市内・福岡県内の整骨院や治療院との連携についても、ジコまどがアドバイス可能です。
3-5. 修理見積書・修理先の選び方
修理費も、過失割合と深く関係します。 どこで修理するか、どのような内容で修理するかによって、請求できる金額・自己負担額が変わるケースもあります。
ジコまどでは、福岡県内の提携修理工場とも連携し、 「保険を使うべきか、自費修理か」「修理と買い替え、どちらが得か」などについてもご相談をお受けしています。
修理に関する詳細や、修理工場のご案内はこちらもご参照ください: ジコまど|交通事故車両 修理サポート
4. 事故直後〜数日以内にやっておきたいこと(時系列)

4-1. 事故直後(0〜1時間以内)
- けが人の安全確保・救急要請
- 二次被害を防ぐために車を安全な場所へ移動(可能な場合)
- 警察へ通報(どんなに小さな事故でも)
- 相手方の氏名・連絡先・車両ナンバー・加入保険会社を確認
- 現場・車両の写真撮影、可能であれば動画も
4-2. 当日〜翌日
- ドライブレコーダー映像の保存(上書き防止)
- 保険会社へ事故報告
- 整形外科など医療機関を受診し、診断書を発行してもらう
- 痛みやしびれの部位・日常生活で困っていることをメモしておく
4-3. 1週間以内
- 通院スケジュールを大まかに決める
- 仕事を休んだ日・早退した日を記録しておく
- 修理工場・整骨院など、今後の通う先を検討する
- 不安があれば、専門家に相談する
「何から手をつけていいかわからない…」「この進め方で合っているのか不安」というときは、 福岡の交通事故相談窓口であるジコまどにご相談ください。
また、日々の情報発信や事故に関する基礎知識は、以下のInstagramやLINEからもご覧いただけます。
Instagramをフォロー(@jiko.mado) 【無料相談】公式LINEに登録する
5. 【実例】福岡市在住32歳女性のケースストーリー
5-1. 事故の状況
福岡市博多区在住のAさん(32歳・パート勤務)は、仕事帰りに自家用車で自宅へ向かっている途中、 片側二車線の幹線道路の交差点で右折待ちをしていたところ、後ろから追突されました。
信号は青で、Aさんは対向車の流れが途切れるのを待って停止中。 後ろの車は、よそ見をしていたのか、ブレーキが間に合わず追突。 その衝撃で、Aさんは首のむち打ちと腰の痛みを訴えることになりました。
5-2. 最初に提示された過失割合
数日後、相手方保険会社から連絡があり、 「過失割合は相手9:Aさん1で考えています」と説明されました。
Aさんは「止まっていただけなのに、どうして1割でも自分が悪くなるの?」と不信感を覚えたものの、 保険会社の担当者から「こうしたケースでは、こちらの基準で9:1になることが多いんです」と言われ、 「そういうものなのかな…」と半ばあきらめかけていました。
5-3. ジコまどへの相談と、証拠の洗い直し
そんなとき、知人の紹介でジコまどの存在を知り、 公式LINEから無料相談をされました。
ジコまどでは、まずAさんのお話を丁寧にうかがい、次のポイントを一緒に整理しました。
- ドライブレコーダーの映像の有無(幸い、前後カメラで録画されていた)
- 警察に通報し、事故証明が取れていること
- 整形外科での診断書と、その後の通院状況
- 仕事を休んだ日数・家事ができなかった期間
ジコまどは保険会社との交渉そのものは行いませんが、 これらの証拠をもとに「どの部分を、どのように相手方や保険会社へ伝えるとよいか」をアドバイスしました。
また、必要に応じて弁護士特約の確認や、弁護士に相談するタイミングについてもご案内しました。 (弁護士への正式な依頼や交渉は、あくまで弁護士が担当します)
5-4. 結果としてどう変わったか
Aさんは、ジコまどで整理したポイントをもとに、 保険会社へ「事故時の状況」「ドラレコ映像の内容」「停止していた事実」などを具体的に伝え直しました。
その結果、過失割合は「相手10:Aさん0」へと見直しとなり、 自己負担の修理費がなくなっただけでなく、治療費や慰謝料についても適正な水準で受け取ることができました。
Aさんは「最初に言われたまま、9:1で承諾していたら、数十万円単位で損をしていたかもしれない」と話されています。 事故直後にしっかり証拠を残していたこと、そして一人で悩まずに相談したことが、結果を大きく変えたケースです。
6. ジコまどができるサポートと、できないこと
6-1. ジコまどが「できること」
福岡の交通事故相談窓口ジコまどでは、次のようなサポートを行っています。
- 事故直後〜示談までの全体の流れの整理
- どのタイミングで何の証拠を集めておくべきかのアドバイス
- 整形外科・整骨院・修理工場など、地域の専門機関のご紹介
- 弁護士特約の確認や、弁護士に相談するタイミングの目安のご案内
- 福岡での生活やお仕事の状況に合わせた、通院・復職の相談
- 事故後のメンタル面・家族の不安へのサポート
さらに、ジコまどと連携しているパーソナルトレーニングジム BLENT(ブレント) では、 ケガの回復後の身体づくりやリハビリ+トレーニングについてもご相談いただけます。
6-2. ジコまどが「できないこと」
一方で、ジコまどには明確に「やらない」と決めていることもあります。
それは、保険会社との示談交渉・金額交渉そのものを行わないということです。
ジコまどは、あくまで中立的な立場で情報提供・相談・専門家への橋渡しをする存在であり、 「〇〇万円で示談しましょう」「相手にこういう条件で交渉します」といった、 直接的な保険交渉は一切行いません。
過失割合や慰謝料の増額交渉など、法律的な交渉が必要な場合は、 弁護士特約を利用した弁護士への相談・依頼をおすすめしており、 その際の「準備」と「流れの整理」をジコまどがサポートする形です。
7. よくある質問Q&A(福岡の方からの相談事例)
Q1. 物損事故として処理してしまいました。あとから人身事故に変更できますか?
A. 症状の内容や時期によっては、人身事故への切り替えが可能な場合もあります。 ただし、時間が経つほど難しくなる傾向がありますので、早めに整形外科を受診し、診断書を取得することが大切です。 具体的な流れについては、福岡県警や医療機関とも関連するため、ジコまどにご相談ください。
Q2. こちらが停止中の追突なのに、0:10にならないことはありますか?
A. 一般的には、停止中の車への追突は相手10:自分0となることが多いですが、 「危険な場所での急な停止」など、特殊な事情があると、保険会社から異なる過失割合を提示される場合もあります。 その判断材料となるのが、ドライブレコーダー・現場写真・警察の記録などの証拠です。
Q3. 修理はどこの工場に出しても同じですか?
A. 修理工場によって、保険会社とのやり取りの慣れ具合・修理の提案内容などが変わることがあります。 福岡県内で交通事故修理に強い工場をお探しの方は、 ジコまどの修理サポートページもご覧ください。
Q4. まだ保険会社から示談の話は来ていませんが、早めに相談してもいいですか?
A. むしろ示談の話が出る前から相談しておくほうが安心です。 通院の仕方・仕事との両立・家族への説明など、早めに整えておくことで、 後から「もっとこうしておけばよかった…」という後悔を減らすことができます。
8. まとめ|一人で抱え込まず、証拠と相談先を確保する
福岡で交通事故に遭われた方が、過失割合で損をしないために大切なポイントをあらためて整理します。
- 過失割合は、慰謝料や修理費などお金の面に大きく影響する重要な数字である
- 「言った・言わない」ではなく、現場写真・ドラレコ・診断書などの客観的な証拠が重視される
- 事故直後〜数日以内の行動が、その後の結果を大きく左右する
- 一人で判断せず、早い段階で専門家や相談窓口に相談することが大切
そして、ジコまどは保険会社との交渉そのものは行いませんが、 「どうしたらいいかわからない」を「こう進めれば大丈夫」に変えるお手伝いをしています。
・事故直後で頭が真っ白になっている方 ・数週間経って、保険会社とのやりとりに不安を感じている方 ・家族や大切な人が事故に遭って、どう支えてあげたらいいか悩んでいる方
そんなときは、どうか一人で抱え込まず、福岡の交通事故相談窓口ジコまどに頼ってください。
ジコまど公式サイトから、 または公式LINEから、無料でご相談いただけます。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。 ジコまどでは交通事故に関する悩みをなくしたい











