加害者から「お互い五分五分で」と言われたらどうする?

 

 

目次

加害者から「お互い五分五分で」と言われたらどうする?〜福岡で交通事故にあったときの正しい向き合い方〜

福岡県は車社会であり、福岡市内や北九州市周辺の幹線道路、朝夕の通勤時間帯には多くの交通事故が発生しています。
そんな中で実際に事故に遭ってしまったとき、加害者側から
「お互いさまということで、五分五分(過失5:5)でいいですよね?」
と提案され、戸惑ってしまう方が少なくありません。

この記事では、福岡県で最近交通事故に遭った方や、そのご家族・知人の方に向けて、
「五分五分と言われたときに、本当にそれを受け入れていいのか?」
「福岡の交通事情や過失割合の考え方をふまえると、何に気をつけるべきか?」
を、できるだけ専門的かつ分かりやすく解説していきます。

また、途中でジコまど(交通事故相談窓口)にご相談いただくことで、
どのように不安が解消され、どんな流れで問題が整理されていくのかも、
実際の事例を交えながらお伝えします。
※ジコまどは保険会社との示談交渉や慰謝料金額の交渉は行いません。
中立的な立場で、情報整理・医療機関や専門家への橋渡し・相談者の味方としてサポートする窓口です。

目次


1. 福岡でよくある「お互い五分五分で」のシチュエーション

福岡県内での交通事故相談を聞いていると、次のような場面で
「お互い五分五分で」「お互い様ということで」
という言葉が出てくることが多いです。

1-1. 交差点での出会い頭事故

福岡市内の住宅街や、糟屋郡・春日市・太宰府市など、
細い生活道路と少し広めの道路が交差する場所で、信号や一時停止がある交差点は少なくありません。
出会い頭に軽自動車同士が接触した場合、
「お互い前をちゃんと見てなかったんだから五分五分で」
と加害者側が軽く言ってしまうことがあります。

1-2. 追突事故なのに「そっちも急ブレーキ踏んだでしょ?」と言われるケース

本来、追突事故は後ろの車の過失が大きいのが原則です。
それでも、福岡都市高速の出口付近や、3号線・202号線などの渋滞ポイントでは、
「急に止まったから悪いんですよ」「お互い五分五分にしませんか?」と、
加害者が被害者に歩み寄りを求めるような言い方をしてしまうことがあります。

1-3. 歩行者・自転車と車の事故

小学生の通学路や、自転車通勤をする社会人が多いエリアでは、
「お互い注意不足だったから」「自転車もスマホ見てたし」など、
歩行者・自転車側にも落ち度があるかのように話をまとめようとするケースも見られます。

しかし、その場の雰囲気や人間関係で「五分五分」にしてしまうことは、後で大きな不利益につながることがあります。
次の章では、その理由を詳しくお話しします。


2. 「五分五分」にしてしまうと困る3つの理由

2-1. 将来の補償額に大きく影響する

過失割合は、治療費・慰謝料・休業損害などの補償額を決める重要な基準になります。
例えば、本来は「相手9:自分1」で考えられる事故なのに、
その場の話し合いで「5:5」にしてしまうと、
本来受け取れるはずだった補償の多くを、自ら手放してしまうことになりかねません。

2-2. 一度記録に残ると、後から覆すのが難しい

事故直後に「五分五分でいいです」と口頭で言ってしまい、
それが相手のメモや録音、保険会社への報告として残ってしまうと、
後から「やはり納得できません」と言っても、話を戻すのは簡単ではありません。
感情的になっているときほど、安易に過失割合に同意しないことが大切です。

2-3. 本当に自分にどれくらい責任があるのか、専門的な判断が必要だから

交通事故の過失割合は、過去の裁判例や細かな状況によって変わります。
「スピードはどれくらいだったか」「どちらに優先道路があったか」
「信号や一時停止標識はどうなっていたか」など、細かな事実の積み重ねで判断されるものです。
そのため、その場で当事者同士が簡単に「五分五分」と決めてしまうのは、非常にリスクが高い行為といえます。


3. 事故直後に絶対にやってはいけないこと・やるべきこと

3-1. 絶対にやってはいけないこと

  • 「五分五分でいいです」「お互い様ということで」と軽く同意してしまうこと
  • 現場で示談書にサインすること
  • 「今回は警察は呼ばなくていいですよ」と言われて応じてしまうこと

これらはすべて、後から大きなトラブルの原因になりやすいポイントです。
事故のショックで頭が真っ白になっているときこそ、その場での即断は避けるべきです。

3-2. 必ずやるべき基本の3ステップ

  1. 警察への通報(どんなに軽い事故でも必須)
  2. 病院・整形外科での受診(その日は痛みが軽くても、後から症状が出ることがあります)
  3. 事故状況と連絡先の交換(相手の氏名・住所・電話番号・ナンバープレートなど)

ここまでが「事故の場で必ずやるべきこと」です。
その上で、落ち着いたタイミングで専門的な知識を持つ相談窓口に話を聞いてもらうことが大切です。

その一つが、福岡を中心に交通事故相談を行っている
ジコまど(交通事故相談窓口)です。

📞 ジコまど相談窓口: https://jikomado.com/
「五分五分でと言われたけれど、本当にそれでいいのか分からない…」
そんなモヤモヤを、一度ことばにして整理してみませんか?

Instagramをフォロー(@jiko.mado) 【無料相談】公式LINEに登録する


4. 福岡県の交通事故の特徴と過失割合の基本

4-1. 福岡県の交通事故の傾向

福岡県警察の交通事故統計によると、福岡県内では年間を通じて多くの人身事故・物損事故が発生しています。
詳しいデータは、福岡県警の公式ページで公開されています。
福岡県警察|交通事故発生状況(統計)

福岡市・北九州市のような都市部では、
信号機の多い幹線道路・交通量の多い交差点・飲食店街周辺の夜間事故が目立ちます。
一方、筑後地区や筑豊地区などでは、見通しの良い直線道路でのスピード超過や、
夕方の薄暗い時間帯の歩行者事故が課題として挙げられています。

4-2. 過失割合は「感覚」ではなく「ルール」で決まる

日本の交通事故の過失割合は、過去の裁判例や保険実務で積み重ねられた基準をもとに、
事故のパターンごとにある程度モデルケースが決まっています。
「追突」「右折直進」「出会い頭」「歩行者と車」など、場面ごとに典型的な割合が存在し、
そこに個別事情(スピード違反、信号無視、飲酒、スマホ使用など)が加味されていきます。

そのため、本来は法律や判例・保険実務をふまえたプロ同士で調整していくものであり、
当事者同士が「なんとなくの気持ち」で「五分五分」を決めてしまうべきではありません。


5. 具体的な相談事例(福岡でのケースストーリー)

ここからは、福岡県で実際にあり得るケースをもとに、
「五分五分で」と言われたときに、ジコまどに相談することで何が変わったのかを、ストーリー形式でご紹介します。
※実在の人物・事故を特定できないよう、一部内容をアレンジしています。

5-1. 事例1:福岡市在住・32歳女性(会社員)交差点での出会い頭事故

福岡市東区に住むAさん(32歳・会社員)は、通勤途中に住宅街の交差点で事故に遭いました。
Aさん側の道路には一時停止標識があり、しっかり一時停止してから進入したところ、
右側から来た相手車両と出会い頭に衝突してしまいました。

相手は50代の男性ドライバー。事故直後、相手はこう言いました。
「お互い見てなかったんだし、五分五分ってことでいいですよね?」
その場の雰囲気に流されそうになりながらも、Aさんはとっさに
「すみません、今はよく分からないので、警察や保険会社の方と相談させてください」
とだけ答え、過失割合については何も約束しませんでした。

その日の夜になっても不安が消えず、インターネットで調べていて見つけたのが
ジコまどのサイトでした。
公式LINEから連絡をすると、福岡の道路事情に詳しいスタッフが、次の点を丁寧に整理してくれました。

  • 一時停止標識の有無や優先道路の状況
  • ブレーキ痕や車両の損傷位置
  • 警察への届け出内容・実況見分の確認ポイント
  • 今後、整形外科や整骨院に通う際の注意点

ジコまどは保険会社との交渉そのものは行いませんが、
「このケースでは一般的にどのような過失割合が想定されるのか」
「主張しておいたほうが良い事実は何か」など、情報整理と心の整理を一緒にしていきました。

結果的に、Aさんのケースは、
相手側の過失がより大きい方向で保険会社同士の話し合いが進み、
治療費や慰謝料についても納得できる形で示談がまとまりました。
Aさんは「もしあのとき『五分五分でいいです』と言ってしまっていたらと思うと、今でもぞっとします」と話しています。

5-2. 事例2:北九州市在住・45歳男性(自営業)追突事故で「急ブレーキのせい」と責められたケース

北九州市小倉北区で自営業をしているBさん(45歳)は、
夕方の帰宅途中、前の車が渋滞で止まったためブレーキを踏んだところ、
後ろから来た車に追突されてしまいました。

相手のドライバーは少し焦った様子で、
「そんな急に止まられたらこっちも危ないでしょう。お互い様ってことで五分五分にしません?」
と主張。Bさんは事故そのものよりも、その言葉に強い違和感と不安を覚えました。

その夜、知人に紹介されてジコまどに相談。
ジコまどのスタッフはまず、Bさんの話を一つひとつ整理し、
追突事故に関する一般的な過失の考え方を説明しました。

「追突事故は基本的には後ろの車の過失が大きいと判断されやすいこと」
「ドラレコ映像やブレーキ痕が非常に大事な証拠になること」
「整骨院や病院にどの程度通うことで、身体のケアと証拠の両方を守れるか」など。
そのうえで、必要に応じて弁護士特約の利用を検討できることも案内しました。

最終的に、Bさんは自身で加入していた自動車保険の弁護士特約を利用し、
弁護士に保険会社との交渉を依頼しました。
ジコまどはあくまで相談と情報整理の窓口として関わり、
保険会社との示談交渉そのものは弁護士に任せる形となりました。

結果として、Bさんは本来の基準に近い形で補償を受けることができ、
仕事への復帰もスムーズに進みました。

5-3. 事例3:太宰府市在住・21歳女性(大学生)自転車と車の接触事故

太宰府市の大学に通うCさん(21歳)は、
自転車でアルバイト先に向かう途中、コンビニ駐車場に入ろうとした車と接触しました。
相手のドライバーは「自転車もスマホ見てたでしょ?お互い五分五分で」と、その場でまとめようとしました。

Cさんは膝と手首を強く打っており、
最初は「そんなに痛くないから大丈夫です」と言ってしまいそうになりましたが、
友人から「一度ちゃんと専門の窓口に相談したほうがいい」と勧められ、
スマホで検索してジコまどを見つけました。

ジコまどでは、

  • まずは整形外科でレントゲン等を撮り、診断書を取ること
  • その後、必要に応じて整骨院などでリハビリを続けること
  • 学生でアルバイトをしている場合の休業損害の考え方

などを、大学生にも分かる言葉で丁寧に説明しました。

また、身体のバランスを整えながら回復を支えるための情報として、
福岡市内のパーソナルトレーニングジムである
BLENTのような専門施設の活用方法についても紹介し、
「痛みが落ち着いた後の身体づくり」という視点もお伝えしました。

Cさんは最終的に、
・病院での診断書をもとにきちんと治療を受けることができた
・アルバイト先にも正しく事情を伝え、無理なく復帰できた
・将来に不安が残らない形で示談に進めた
と、安心して学生生活に戻ることができました。


6. ジコまどに相談すると何が変わるのか

ここまでの事例でもお分かりのように、
ジコまどは「保険会社と戦う場所」ではなく、「あなたの不安を整理する場所」です。

6-1. ジコまどができること

  • 事故状況の整理(いつ・どこで・どのように起きたのか)
  • 福岡の道路事情・事故パターンをふまえた一般的な考え方の説明
  • 病院・整骨院・接骨院など、身体のケアに関する相談
  • 弁護士特約や保険の使い方についての「考え方」の案内
  • 車の修理や代車に関する情報提供・提携先の紹介

特に車の修理については、
事故後の修理・板金・代車の手配などを分かりやすくまとめた
ジコまどの修理案内ページも用意されています。
「どこにお願いしたらいいのか分からない」「ディーラーと板金工場の違いが分からない」
といったお悩みを持つ方には、非常に心強い情報源になるでしょう。

6-2. ジコまどが「やらない」と決めていること

一方で、ジコまどは次のことを意図的に行っていません

  • 保険会社との示談交渉
  • 慰謝料の金額交渉や「もっと上げてください」といった代理交渉
  • 法律事務所としての業務(弁護士資格が必要な行為)

これらは弁護士のみが行える専門業務であり、
必要な場面では、弁護士特約の利用や信頼できる法律事務所への相談をおすすめしています。
ジコまどは、あくまでその前段階として、
「自分の状況を理解し、次に何をしたらいいかを一緒に考える場所」なのです。


7. 「五分五分」を鵜呑みにしないための行動ステップ

7-1. ステップ1:その場では「過失割合の話し合い」をしない

加害者から「お互い五分五分で」と言われても、
その場ではこう答えてください。
「今は頭が混乱しているので、過失の話は警察や保険会社、専門家と相談してからにさせてください」
これだけで十分です。

7-2. ステップ2:警察・医療機関・証拠の確保を優先する

  • 警察への通報と事故証明の取得
  • 病院・整形外科での診察・診断書の取得
  • 可能であれば現場・車両の写真、ドラレコ映像の保存

これらは、後から自分の身を守る「土台」になります。

7-3. ステップ3:落ち着いたタイミングでジコまどに相談する

事故直後の数日間は、身体の痛み・仕事や家事・家族への説明など、
やることが多くて頭がいっぱいになりがちです。
そんなときこそ、一度立ち止まり、第三者の視点を持つ相談窓口に話を聞いてもらうことが大切です。

ジコまど公式サイトからは、
WebフォームやLINEで気軽に相談を送ることができます。

Instagram(@jiko.mado)では、
日々の発信や交通事故に関する豆知識も投稿されています。
また、公式LINEに登録しておくことで、
「いざ」というときにすぐ相談できる状態を作っておくこともできます。


8. まとめ:「五分五分」と言われても、あなたの未来は諦めなくていい

加害者から「お互い五分五分で」と言われると、
「これ以上揉めたくないし…」「自分にも悪いところがあるかもしれないし…」と、
ついその場で飲み込んでしまいそうになるかもしれません。

しかし、過失割合はあなたの未来の補償や生活に直結する、とても大事な問題です。
福岡県の交通事情や事故の傾向をふまえると、
「なんとなくの気持ち」で五分五分にしてしまうことは、後悔につながる可能性があります。

大切なのは、

  • その場で過失割合を決めないこと
  • 証拠と記録をきちんと残すこと
  • 一人で抱え込まず、専門的な視点を持つ第三者に相談すること

です。

ジコまどは、
「保険会社と戦うため」ではなく「あなたの不安を減らすため」の窓口です。
過失割合や慰謝料の交渉そのものは行いませんが、
あなたの状況を整理し、医療・修理・法律など、必要な専門家につなぐことで、
「どうしていいか分からない」という状態から抜け出すお手伝いをしています。

もし今、あなたや大切な人が福岡県内で交通事故に遭い、
「お互い五分五分で…」という言葉に不安を感じているなら、
どうか一人で抱え込まず、まずは一度ジコまどにご相談ください。

ジコまど公式サイトはこちら
車の修理・板金・代車のご案内はこちら
福岡県警察|交通事故発生状況(統計)
福岡のパーソナルトレーニングジム BLENT

ジコまどでは交通事故に関する悩みをなくしたい
その想いを胸に、福岡の皆さまの不安に寄り添い続けています。

関連記事

  1. 交通事故の後遺障害、認定を受けるための準備とは

  2. 治療を途中でやめても問題はありませんか?

  3. 通院期間で慰謝料はどのくらい変わるの?

  4. 交通事故の治療費について

  5. 交通事故の被害者が知るべき保険会社との交渉術

  6. リハビリテーション

    交通事故による後遺症の治療について