「相手が認めない」時の正しい対応｜福岡で交通事故にあったあなたへ
福岡県で交通事故に遭ったとき、
「相手がぶつかってきたのに認めてくれない」
「こちらは被害者なのに、なぜか責められている気がする」
このような不安や怒り、戸惑いを感じていらっしゃる方は少なくありません。
本記事では、福岡県内で交通事故に遭われた方、またはご家族・大切な人が交通事故に遭った方に向けて、「相手が認めない」時の正しい対応を、できるだけ専門的かつ分かりやすく解説いたします。
あわせて、福岡の交通事故相談窓口として活動している ジコまどがどのようにお役に立てるのか、そしてジコまどは保険会社との交渉そのものは行わないという大切なポイントも、正直にお伝えします。
📞 ジコまど相談窓口: https://jikomado.com/
目次
- 1. 福岡県の交通事故の現状と「相手が認めない」ケースの特徴
- 2. 相手が過失を認めないときに絶対にやってはいけないこと
- 3. 正しい初動対応のステップ（福岡県での実務的ポイント）
- 4. 【事例紹介】福岡市在住・30代女性のケース
- 5. ジコまどに相談すると具体的に何ができるのか
- 6. 保険会社・修理・リハビリとの付き合い方
- 7. 相談窓口・参考リンクまとめ
- 8. 「一人で抱え込まないで」ジコまどからのメッセージ
1. 福岡県の交通事故の現状と「相手が認めない」ケースの特徴
福岡県は、都市部（福岡市・北九州市）と郊外・山間部、さらに自動車・自転車・歩行者が混在する環境が多く、交通事故のパターンも多様です。
福岡県警察では、公式サイトで交通事故の統計や特徴を公開しており、どのような場所・場面で事故が起こりやすいかを確認することができます。
▶ 福岡県警 交通事故統計はこちら：
福岡県警察｜交通事故の発生状況
実際の相談をお伺いしていると、特に福岡県内で多いのが次のようなケースです。
- 狭い生活道路での出会い頭の衝突
- 信号のない交差点での一時停止・優先道路をめぐるトラブル
- 自転車と自動車の事故で、どちらにどのくらい過失があるのか揉めるケース
- 追突事故なのに「急ブレーキを踏まれた」と相手が主張してくるケース
こうした場面でよく起こるのが、「相手が自分の非を認めない」「自分は悪くないと言い張る」という状況です。
気持ちとしては反論したくなりますが、感情的なその場のやりとりが、あとで不利に働いてしまうこともあります。
2. 相手が過失を認めないときに絶対にやってはいけないこと
まず大切なのは、「やってはいけないこと」を知っておくことです。
相手が認めないからといって、次のような行動を取ると、のちのち不利になったり、トラブルをこじらせる原因になってしまいます。
2-1. その場で過度に言い争う
感情的になり、相手を責めたり、強い口調で「あなたが悪いでしょう」と言い続けると、相手も意地になってしまい、話し合いが成立しにくくなります。
また、周囲の人が動画を撮っていた場合、後からトラブルの一部だけが切り取られて拡散されてしまうリスクもゼロではありません。
2-2. 安易に「こちらも悪かったかもしれません」と署名してしまう
事故直後、ショックで混乱している中で、相手やその場にいる人から「とりあえず、この紙にサインだけしておいて」と言われることがあります。
その内容によっては、自分に不利な内容を認めたことになってしまう場合もあり、後で覆すのは大変です。
内容がよく分からない書類には、その場ですぐに署名しないことが重要です。
2-3. 事故の記録を残さないまま「まあいいか」で終わらせる
「大きなケガもないし、車も少し凹んだだけだから」
そう思ってしまい、警察を呼ばずに示談のような形で終わらせてしまう方もいらっしゃいます。
しかし、後から痛みが強くなったり、修理費が想像以上に高額になるケースもあり、その時点で事故の記録（交通事故証明書）がないと非常に不利になります。
そのため、相手が認めていない状況こそ、感情をぶつけるのではなく、「証拠を残す」「公的な記録を作る」という冷静な対応が大切です。
3. 正しい初動対応のステップ（福岡県での実務的ポイント）
ここからは、福岡県で交通事故に遭い、相手が認めない状況であっても、あとから自分を守るための正しい初動ステップを整理してお伝えします。
3-1. まずは警察への通報を必ず行う
福岡市内でも郊外でも、事故が起きたら必ず110番通報を行いま
