人身事故は弁護士に依頼すべき?増額の理由と金額差費用・選び方
【結論】人身事故の損害賠償は、弁護士が介入すると「時短」かつ「増額」になりやすいです。相手任意保険の提示額(任意保険基準)は、裁判実務の弁護士基準の半分~3分の1に留まることも珍しくありません。
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目次
- 人身事故の届け出はお済みですか?(人身事故で届けるべき理由)
- 弁護士依頼で時短と増額を目指せる(3基準の違い)
- 慰謝料計算機でシミュレーション
- 依頼「なし」と「あり」の金額差:ケース比較
- 軽傷で完治(むちうち例)
- 重傷・後遺障害あり(高次脳機能障害例)
 
- 弁護士必要度が高い人/示談の注意点(120万円超・後遺障害)
- 弁護士費用の内訳と、費用倒れを避ける4ステップ
- 失敗しない弁護士の選び方(交渉力の見極め)
- 無料相談・お問い合わせ
1. 人身事故の届け出はお済みですか?
    人身事故で届けるべき理由
警察が事故状況を詳細に調査し、実況見分調書等の書面化が行われます。示談で重要な「過失割合」「治療の必要性」等の立証に直結。
警察が事故状況を詳細に調査し、実況見分調書等の書面化が行われます。示談で重要な「過失割合」「治療の必要性」等の立証に直結。
    物損扱いのままは不利に
簡素書類しか残らず、過失や治療必要性の立証が弱くなる恐れ。
けががあるなら人身届出が安全です。
簡素書類しか残らず、過失や治療必要性の立証が弱くなる恐れ。
けががあるなら人身届出が安全です。
2. 弁護士依頼で「時短」と「増額」を目指せる
慰謝料算定には自賠責基準/任意保険基準/弁護士基準(裁判基準)の3つがあります。
| 基準 | 水準 | 主な使われ方 | ポイント | 
|---|---|---|---|
| 自賠責基準 | 最低 | 法定の最低補償 | 入通院日額4,300円(2020/4/1以降) | 
| 任意保険基準 | 自賠責〜少し上 | 任意保険の提示額 | 社外秘。低位提示が多い | 
| 弁護士基準 | 最高 | 弁護士交渉・裁判実務 | 判例に整合(通称「赤い本」) | 
なぜ増額しやすい?弁護士主張=裁判を見据えた根拠提示→保険会社は裁判コスト・敗訴リスクを考慮し譲歩しやすい。
3. 慰謝料計算機でシミュレーション
弁護士基準ベースの相場感を把握できます。示談前に目安チェックを。
4. 依頼「なし」vs「あり」の金額差:ケース比較
ケース(1)軽傷で完治:むちうち(例)
- 後遺障害:非該当
- 入院:なし|通院:3ヶ月|実治療日数:30日
| 算定 | 入通院慰謝料の目安 | 
|---|---|
| 自賠責(≒任意保険基準の代用) | 約25.8万円 | 
| 弁護士基準 | 約53万円 | 
+通院交通費・診断書費用等の実費は別途。総額差はさらに拡大し得ます。
ケース(2)重傷で後遺障害あり:高次脳機能障害(例)
- 後遺障害:5級
- 入院:1年|通院:8ヶ月|実治療日数:180日
| 算定 | 入通院慰謝料 | 後遺障害慰謝料 | 
|---|---|---|
| 自賠責基準 | 約258万円 | 約618万円 | 
| 弁護士基準 | 約341万円 | 約1,400万円 | 
実務ではこれに休業損害・逸失利益・介護費等が加算され、差はさらに顕著に。
5. 弁護士必要度が高い人/示談の注意点
      依頼メリットが大きい人
- 重い後遺等級/長期入通院
- 事故前収入が高い・若年層(逸失利益が大きい)
      注意(1):120万円超で厳化
傷害分120万円超は任意保険の支払領域→保険会社は一層シビアに。
傷害分120万円超は任意保険の支払領域→保険会社は一層シビアに。
      注意(2):後遺障害認定が鍵
等級獲得=後遺慰謝料+逸失利益を請求可。
被害者請求で提出書類を精査するのが有利。
等級獲得=後遺慰謝料+逸失利益を請求可。
被害者請求で提出書類を精査するのが有利。
      よくある相談
無保険相手/過失割合争い/打切り通告への対応 など。
無保険相手/過失割合争い/打切り通告への対応 など。
6. 弁護士費用の内訳と、費用倒れを避ける4ステップ
| 区分 | 内容 | 
|---|---|
| 弁護士報酬 | 相談料・着手金・報酬金・日当 | 
| 実費 | 収入印紙・郵送/通信費・交通費 等 | 
    弁護士費用特約:弁護士費用~300万円/相談料~10万円を保険会社が負担。等級ダウンなし。家族特約が使えることも。
  
費用倒れ回避の4ステップ
- 無料相談を活用(契約前)
- 見込獲得額の試算を依頼
- 費用体系の事前開示を受ける
- 見込額 − 費用 = 十分なプラスか確認
7. 失敗しない弁護士選び(交渉力の見極め)
- 医学的知識に通じる(検査・画像所見・診断書作成の要点を理解)
- 交通事故の解決実績が豊富(軽傷~重傷まで幅広く)
- 相性確認(無料相談で人柄・説明の明瞭さ・対応速度)
契約後でも変更可能。ただし進捗により返金不可費目があるため慎重に。
無料相談・お問い合わせ
まとめ
- 示談は弁護士に一任→弁護士基準での増額と時短が期待できる
- 任意保険提示=増額余地あり(自賠責~任意保険基準は低め)
- 120万円超・後遺障害は専門対応が効果的
- 費用特約で自己負担ゼロも現実的/費用倒れは事前試算で回避
- 選び方:医学知識×実績×相性(無料相談で確認)

 
   

 
      
      
      
      
      
      
    
    
   








