弁護士に相談するタイミングはいつがいいのでしょうか?






弁護士に相談するタイミングはいつがいいのでしょうか?

結論:迷ったら“早いほど良い”が原則。特に次の瞬間は即相談

  • 事故直後〜初診前後:人身扱いの届出・証拠化・健康保険の使い方で後々の結果が変わるため。
  • 警察の実況見分・供述作成の前後:現場図面・接触位置・視認点は過失割合の土台。
  • 保険会社から初回提示が来る前/来た直後:内訳と根拠の検算で増減が大きく動く局面。
  • 症状固定と言われたとき:後遺障害の等級認定に向け医証の整備が必要。
  • 過失割合・因果関係・減収が争われたとき:立証設計と資料補強がカギ。

「保険会社が全部やってくれる」は半分だけ正解。被害側過失ゼロ等では示談代行の対象外になったり、提示が社内基準で低く出ることもあります。

フェーズ別:最適な相談タイミングとやるべきこと

① 事故直後〜24時間以内

  • 人身扱いの届出:後日の自賠責請求や実況見分に不可欠。
  • 証拠化:現場全景→位置関係→接触点→標識/信号→路面状況を写真・動画で。
  • 受診:軽症でも当日受診。診断書の病名・部位・初診日を確認。

② 治療中(通院1〜3か月)

  • 通院設計:診療科・頻度・リハビリの必要性を医師の指示で裏付け。
  • 就労資料:休業・減収・家事労働の支障を日誌・証明で可視化。

③ 症状固定の前後

  • 医証の整備:後遺障害診断書の要点(症状の一貫性・他覚所見・ADL影響)を確認。
  • 等級認定:必要資料の過不足をチェック。不認定時は異議申立の方針検討。

④ 保険会社からの提示が来たとき

  • 内訳主義:総額ではなく各項目の算式(単価・日数・係数)と根拠資料を照合。
  • 比較基準:自賠責基準/任意保険基準/裁判基準の差を俯瞰。

弁護士相談のメリット(タイミング別に何が変わるか)

タイミング 主なメリット 具体例
初動 手戻り防止・証拠欠落の回避 物損→人身切替、健康保険活用、実況見分の要点整理
治療中 医証の質向上・費目の根拠化 通院頻度/検査の適正化、休業損害の立証補強
症状固定前後 等級認定の見通し改善 所見の漏れ防止、非該当→14級の回復可能性検討
提示後 増額余地の可視化 裁判基準との乖離指摘、項目別の再計算

相談前に用意しておくと良いもの

  • 事故の日時・場所・事故受理番号、相手方の情報
  • 診断書・診療明細・領収書・通院交通費のメモ
  • 現場・車両の写真、ドラレコデータ、目撃者の連絡先
  • 給与明細・源泉徴収票・休業証明、家事労働の支障記録
  • 自分/家族の保険証券(人身傷害・弁護士費用特約の有無)

完璧でなくて大丈夫。足りないピースを一緒に探すことが相談の目的です。

福岡での相談なら地域密着サポートが安心

福岡市・久留米市・北九州市などでは、地元の医療機関・整骨院・弁護士・修理工場が連携しやすく、スピーディーな対応が可能です。たとえば薬院エリアのBlent.BLD(ブレント)では、身体のケアとボディメイクを両立したサポートも行っています。事故後の体の不調を感じる方には、こうした専門施設での回復も有効です。

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