保険会社の提示額は本当に正しい?慰謝料の裏側

 

 

保険会社の提示額は本当に正しい?慰謝料の裏側 ―
事故後は「整骨院に通院」することがあなたを守ります

交通事故のあと、保険会社から提示された金額を見て「こんなものなのかな…」と感じていませんか。
ですが、提示額は“絶対に正しい金額”とは限りません。実は、事故後の受診・通院状況や記録の残し方によって、判断の材料そのものが大きく変わるからです。
本記事では、整骨院に通院する重要性を中心に、慰謝料の考え方、提示額のからくり、通院の実務ポイント、ジコまどへの相談の流れまで、やさしく丁寧にご案内します。

【結論】まず押さえたい3つのポイント

  1. 早期受診+継続通院が回復と記録を両立:痛みは後から強くなることも。整骨院に通院し、客観的な経過を記録しましょう。
  2. 慰謝料の判断材料は「証拠化」された通院実績:日数・頻度・施術内容・症状推移が残るほど、後の説明が具体的に。
  3. 提示額は絶対ではない:基準の種類と材料の集め方で評価が変わります。まず材料を整えることが先決です。

なぜ整骨院に通院すべきか(医学的・実務的な理由)

① 痛みは遅れて出る/波がある

むち打ちや打撲は受傷直後に軽く見えても、数日後に症状が強まることが少なくありません。整骨院は関節可動域や筋緊張の評価に慣れ、日常生活の動作指導も含めてケア計画を立てられます。

② 施術記録が“経過の見える化”になる

いつ・どこが・どれくらい痛いのか、施術後の変化はどうか――通院のたびに記録が積み上がります。これは将来の説明責任(自分の身を守る根拠)としてとても重要です。

③ 整形外科との併用で「医学的裏づけ」を補強

整骨院のケアに加え、整形外科で画像検査や診断書を得ると、より客観的な材料が整います。
「整形外科+整骨院の併用」は、回復と記録の両立に有効です。

提示額の“裏側”と限界(基準・材料・非公開情報)

慰謝料には一般に複数の考え方(基準)が存在し、どの基準を前提に、どんな材料が集まっているかで結果は変わります。保険会社の提示は、社内運用や収集できた情報をもとにしたひとつの試算に過ぎないことがあります。

基準が1つではない

  • 自賠責保険の考え方
  • 任意保険の社内運用
  • 専門家が用いる目安 など

どの場合でも、通院日数・期間・症状推移・医学的所見が材料です。つまり、材料作り=日々の受診と記録が不可欠です。

材料が足りないと「低く見積もられる」ことがある

通院が途切れたり、自己判断で受診を控えたりすると、後から「軽症」「因果関係が弱い」と扱われるリスクがあります。
“疑われない記録”を淡々と積み上げることが、将来の安心につながります。

事故直後〜3か月のタイムラインとやることチェック

事故直後〜72時間:受診と初期評価

  • 救急・整形外科で診察(必要なら画像)。痛みが軽くても受診
  • 翌日以降も違和感が続くなら、整骨院で機能評価とケア開始
  • 自覚症状はメモ(痛みの場所・動作・時間帯)。

1〜4週:痛みの波と可動域の回復

  • 週2〜3回を目安に通院(症状や生活に合わせて調整)。
  • 施術後の変化を短文で記録(例:「首左回旋で痛み3→1」)。
  • 整形外科で2〜4週ごとに経過確認し、診断名・所見を更新。

2〜3か月:生活復帰と残存症状の見極め

  • 日常動作・仕事復帰を進めながら、無理なく頻度調整
  • 残る症状は「どの動作で」「どの時間帯に」「どの程度」を具体化。
  • 必要に応じて専門家へ相談ルートを整える(後述)。

迷ったら今すぐご相談ください

📞 ジコまど相談窓口: https://jikomado.com/

  • はじめてでもOK。状況整理からステップを一緒に設計します。
  • 通院の組み立て・記録の残し方・専門家連携のタイミングを具体化。
  • ※ジコまどは保険交渉を行いません。必要に応じ、適切な専門家と連携します。

【具体事例】35歳・会社員男性/追突むち打ち(福岡市)

状況:信号待ちで追突。救急では「外傷軽微」。翌日から頸部痛・頭重感・上を向く動作でしびれ様違和感。
課題:整形外科は痛み止め中心で通院間隔が空きがちに。仕事復帰を急いで無理をし、症状がぶり返す。保険会社の担当から「そろそろ治療終了の頃」と案内が来て不安に。

ジコまどに相談 → 整骨院通院の再設計:
ジコまどが状況をヒアリングし、整形外科と併用可能な整骨院を紹介。週2ペースで可動域評価と施術、職場復帰に合わせたセルフケア(頸部のアイシング→温熱切替、姿勢リセット、短時間ストレッチ)を提示。
また、施術記録・症状日誌・業務への影響メモのテンプレを渡し、通院のたびに事実を淡々と残す流れに変更。

3か月後の変化:
痛みの強い日:週に1回未満、頸部回旋の突っ張りが3/10に低下。
整形外科の経過診断書に可動域改善の推移が記載され、記録の連続性が確保
法律・制度面の説明が必要になった時点で、弁護士に正式に依頼(ジコまどから紹介)。提示額の前提事実が整理され、納得度の高い最終判断に至りました。
※ジコまど自身は保険交渉を行っていません。私たちは通院と記録の設計、専門家連携のハブ役に徹します。

通える整骨院の選び方と通院のコツ

選び方のポイント

  • 整形外科との併用方針が明確(診断書や画像の扱いを理解)。
  • 評価→施術→再評価がセットで、記録を残してくれる。
  • 生活復帰(仕事・家事・育児)に合わせたセルフケア指導がある。
  • 通いやすい距離・時間帯(続けられることが最重要)。

通院のコツ

  • 痛みの場所・強さ(0〜10)、できる動作/困る動作を短文でメモ。
  • 週ごとに「できるようになったこと」を1つ書き出す(回復の可視化)。
  • 就労・通学・家事への影響は「具体的な動作名+時間+頻度」で。
  • 無理は禁物。“頑張って隠す”より“正直に伝える”が回復の近道です。

ありがちな誤解とリスク回避

  • 「痛くない日がある=治った」:波があるのが事故後痛の特徴。良い日・悪い日の両方を記録しましょう。
  • 「忙しいから通えない」:短時間でもOK。頻度が落ちるほど記録の連続性が弱くなります。
  • 「SNSで経過発信」:誤解を招く表現は避け、事実のみ。迷ったら相談を。
  • 「自己判断で通院終了」:後で再燃すると説明が難しくなります。医療者・施術者に相談を。

ジコまどに相談するとどう進む?(※保険交渉は行いません)

  1. ヒアリング(無料):状況・症状・生活背景を整理。
  2. 通院計画の設計:整形外科+整骨院の併用を前提に、頻度・評価項目・セルフケアを明確化。
  3. 記録テンプレの提供:施術記録・症状日誌・業務影響メモの雛形を配布。
  4. 専門家連携:制度や法的判断が必要になった段階で、弁護士などを紹介。
    ※ジコまどは保険交渉を一切行いません。私たちは「通院・記録・連携」を支える伴走役です。
  5. 経過フォロー:症状と生活の変化に応じ、通院と記録を微調整。

まずは状況整理からはじめましょう。

📞 ジコまど相談窓口: https://jikomado.com/

参考リンク(公的統計・制度・相談窓口)

まとめ:迷ったら「受診・記録・相談」の順で

保険会社の提示額は、あくまで集まった材料をもとにした一案です。だからこそ、あなた自身の回復のために整骨院へ通い、記録を残すことが、将来の納得につながります。
そして、通院の設計・記録の残し方・専門家への橋渡しは、あなた一人で抱え込む必要はありません。迷ったら、まずは現状の棚卸しから一緒に始めましょう。

ジコまどでは交通事故に関する悩みをなくしたい。
その思いで、私たちは「受診・通院・記録・連携」という当たり前だけれど難しいプロセスを、最後まで伴走します。
小さな不安でも構いません。公式サイトや上の公式LINEから、どうぞお気軽にご相談ください。


※本記事は一般的な情報提供を目的としています。個別事情により対応は異なります。医療判断は医師・施術は有資格者、法的判断は弁護士等の専門家へご相談ください。
※ジコまどは保険交渉を行いませんが、必要に応じて適切な専門家をご案内します。

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